アニソンとJPOPの熱意のゆくえ

嵐好きです嵐。あの人らの曲はめっちゃ歌ってて楽しい。
ポルノグラフィティも独特な雰囲気を持ってて好き。

なんていうか、彼らは他のアーティストに比べて、歌詞に力入れてると思う。
あと曲の感じとか、ちょっと練習しないと歌いづらい感じがする。高音とか難しいです歌ヘタですホント(´・ω・`

ＡＫＢ４８の曲はあまり聴いたことないんですけど、ＣＭで耳にしてる限りは、ちょっと普通よりズレた歌詞を歌っていますね。これが普通に「愛してる」「I LOVE YOU」「ずっと会いたかった」をバラード風に歌ってるんならたぶん白けられて終わってたんでしょうけど、これを元気に、明快に、それもちょっと歌詞に変化球まぜて歌ってるから売れてるのかもなー、と思ったりもします。

もしかしてアニソンが売れる原理もそこにあるんかな？
最近はアニソンのＣＤなんてコレクション向けになってきますけど、それでもやたら売り上げ上位に食い込んでくるじゃないですか。もうある程度の曲は聞き飽きられて、「普通」みたいなレッテル貼られて捨てられていくんですよきっと。タイトルが「アイシテル」なんてもう何曲あるんだと。サビの最後を「あいしーてーるー…よー～～～……（ビブラート）」で締める歌がどれだけあるんだと。
アニソンが売れてるんじゃなく、いろんなJPOPが売れなくなっているから、相対的にアニソンがランク上位にのし上がってるんだ、とも言えるかもしれません。

アニソンと「普通の曲」の間にある差は、背景ストーリーですね。
アニソンなんだからそのアニメの内容にあったことを歌っていれば、聴いてる側にちゃんと意味が伝わります。遊戯王の歌とかどれも燃えます。たまにヒャダインみたいな地雷もいるけど気にするな。
「普通の曲」が得られるストーリーっていったら、その歌の中で一から練り上げていかないといけません。なのでものすごく狭いものになります。「なんか過去に別れた人」「なんか前死んだ人」「どっかにいる恋人」程度の偶像が浮かぶくらいで終わりますね。
で、しかもどれももう使い古された設定ばっかりですから新鮮味がなく聴く価値が薄い。

がんばれ嵐。がんばれポルノグラフィティ。しばらく貴方たちしか聴きません。
志方あきこさんは気分乗らない仕事ばっかり任されて最近やる気ないみたいなんで。